82歳の佐藤優雄は、無入居金・月額15万円という魅力的な言葉に誘われ、新しい老人ホームに入居しました。しかし、現実は甘くありませんでした。施設は古く、設備の手入れも行き届かず、スタッフ不足が深刻で、食事制限が必要な糖尿病の彼には適切な食事が提供されませんでした。さらに、入居者への虐待や安全性の欠如が目に余るものでした。ある日、彼は元大工の木吉さんと出会います。木吉さんは施設の構造的な欠陥を指摘し、二人は力を合わせてこの危険な環境を脱出しようと決意します。しかし、木吉さんは事故で入院。孤独に陥った佐藤は、彼の言葉を胸に、再び自分の行動を起こすことを決意します。