壮絶な生い立ちと数々の女性関係を通じて波乱の人生を生きた俳優、三国連太郎。その背景には、中学を中退し密航で中国へ渡ったり、徴兵逃れの末に逃亡するなど、激動の時代の中での彼の姿がありました。芸能界での成功後も度重なる結婚と離婚、不倫スキャンダルなどにより注目を浴びつつ、晩年には息子である佐藤浩一との複雑な親子関係が注目されました。家庭を顧みなかった父に対する複雑な思いを抱えながらも、その反面で俳優としての彼を尊敬している息子の姿が語られることで、ある種の和解が感じられます。散骨の希望を叶えられなかった息子の心情、父親の俳優としての功績、そして逆境を乗り越えて一流の俳優として活躍した彼ら親子の関係に、視聴者も思わず胸を打たれる内容でした。