ココイチ、かつてその庶民的な味と多彩なトッピングで多くの人々を魅了してきた。しかし、1978年の創業以来、全国展開を果たしギネス記録に認定されたにも関わらず、最近では急激な客離れが進んでいる。その背景にあるのは、2024年8月に行われた価格改定だ。ポークカレーは地方でも640円に統一され、大阪や東京などの都市圏と同価格になった。この値上げは、物価上昇を考慮しても過激であり、地域の利用者を遠ざけている。さらに、松屋系列のマイカリー食堂が登場し、安価でボリュームのあるカレーを提供し始めたことで競争が激化。インネパの台頭もあり、千円で本格的なカレーが食べられる状況が続いている。消費者はココイチの値上げに不満を持ち、コスパの悪さが批判されている。価格改定により、大衆的なカレーから高価なものへとイメージが変わり、ココイチは苦戦を強いられている。その将来は未だ不透明だ。