能登半島の地震で孤立した道の駅に、一歩も退かない8人のヤンキーたちがいた。大地震による土砂崩れで唯一路が途絶え、多くの観光客とともに、彼らも閉じ込められていた。しかし、彼らは意外にも礼儀正しく振る舞い、孤立する人々に優しさを見せていた。その中には、酸素吸入が必要な地元民もおり、ヘリコプターが彼を救助に来た。ところが、無秩序に止められた車が駐車場を占領し、ヘリが着陸できない。そんな中で若者の一人が、自分が車関係の仕事をしていることを名乗り出て、車の位置を指示し、無事に救助を成功させた。さらに、空いたスペースで子供たちと遊び始め、その様子は一見ではわからない優しい一面を見せていた。その出来事は、大勢の人々に感動と希望を与え、後日、10歳の少年は「お兄ちゃんのようなカッコいいヤンキーになります！」と可愛らしい宣言をして感謝の手紙を送ったという。