元日の皇居。新年祝賀の儀へ向かう車列が止まり、扉が開いたその一瞬が、思わぬ“比較劇”の幕を上げた。先に姿を見せたのは立憲民主党の蓮舫議員。襟を立て、視線を前に固定したまま歩みを早める。守衛や関係者に向けた会釈はなく、風を切るように門内へ消えた。その数秒が、画面越しに冷たい余韻を残す。直後、到着したのが高市早苗総理だった。車を降りると「明けましておめでとうございます」と穏やかに言葉を添え、深々と一礼。入口でももう一度、腰を折るように礼を重ねて進む。その所作は静かで、しかし明確だった。同じ儀式、同じ通路、同じカメラ。それでも印象は真逆に刻まれる。言葉より先に礼が語り、態度が立場を映してしまった――そんな“悲報”が、元日の皇居で拡散された。