正月に義実家での集まり、義母が孫にお年玉を渡しながら、私たちには「あんたの息子には一円もお年玉はないわ、中卒嫁の子供にあげるもんですか」と言い放ってきた。私は微笑んで、「お年玉なんて結構ですよ。今日がお母さんに会う最後の日ですから」と答えた。義母の顔は真っ青になった。夫は海外赴任中で、私は中卒ながらも在宅で仕事をしている。義母は私を嫌っていて、息子・和也も同じく嫌味を言われていた。しかし和也は口が達者で、おばあちゃんの矛盾を指摘することをためらわなかった。とうとう私は決断し、この場を最後に義母と義姉との縁を切ることを決めた。夫も私たちに味方してくれ、私たちは新たな生活をスタートする。義母は驚き、義姉は動揺したが、もう私たちには関係なかった。これで本当に清々しい新年を迎えることができた。