月に一度訪れる生理。この自然現象に向き合い続けてきた女性たちの歴史は、今と昔では大きく異なります。今回は明治、大正、昭和時代の生理事情を振り返ります。明治時代、女性たちは布や「月経帯」というものを使用していました。しかし、それらは高価で、庶民は手ぬぐいや古布を代用品として使うことがほとんどでした。衛生面の意識が高まる一方で、まだまだ十分な対応は難しかったようです。大正時代には、日本初の国産「ヴィクトリア月経帯」が登場。価格が抑えられたことで、多くの女性が手に取るようになり、生理用品の普及が進みました。広告にも力を入れ、上品で美しいパッケージが若い女性たちの間で大人気に。昭和時代、戦時中は物資不足で「脱脂綿」の代わりに新聞紙や和紙を使用する女性もいたとか。戦後、「アンネナプキン」の登場で、生理用品は大きく進化。便利で衛生的な現代の生理用品の基礎が築かれました。