福岡市の中心、昭和の香り漂うサンセルコが今まさに生死の岐路に立たされています。天神エリアに隣接し、昭和54年に街の再開発の一環として誕生。しかし、開業前からの困難は計り知れず、キーテナントとして予定されていた百貨店の撤退が大きな打撃となりました。地元商店街の協力にもかかわらず新たな中心を見つけることができず、計画は消滅。地域の商業の中心が天神エリアに移ると共に、サンセルコはその影に沈みました。老朽化と集客難が重なり、多くのテナントが空室となる始末です。さらには区分所有が意思決定を難しくし、再建の道のりは長く険しい。しかし、その古き良き昭和感を求めるリピーターは健在で、未来への希望も残されています。果たして再開発の波に乗り、サンセルコは新たな息吹を取り戻せるのでしょうか。