高市早苗氏が国連総会で「法の支配」を語る一方で、その実態には大きな矛盾が残る。元朝日新聞記者・佐藤章氏は、一月万冊で日米首脳会談の中身を厳しく検証した。焦点はICC、国際刑事裁判所だ。トランプ氏は国連演説で、加盟国に対し直ちに脱退を要求し、ICC壊滅まで示唆した。しかも、ICC所長の茜智子氏には個人制裁を科している。日本が守るべき国際秩序への明白な挑戦である。しかし高市氏は会談後、具体的な抗議内容を示せなかった。茜氏への制裁撤回を求めたのか、ICC防衛を迫ったのか、説明は曖昧なままだ。佐藤氏は、これでは「率直なやり取り」とは呼べないと断じる。