2026年10月14日、タイのスティダー王妃は新千歳空港へ降り立ち、札幌での女子アイスホッケー大会に臨まれた。九日間の滞在で東京には立ち寄らず、上皇ご夫妻と60年を超えて続く両陛下との縁を大切にされたのである。 しかし秋篠宮家から面会の打診が届くと、返ってきたのは「秋篠宮家との御面会は、お受け致しかねます」という明確な断りだった。宮内庁関係者によれば、王妃は九年前、バンコクで女性将校として出迎えた現王妃に対し、肩書で相手を見ていた過去があったという。 その記憶が、今回の判断につながったのかもしれない。高市総理は「タイがお断りしたのは皇室ではありません」と受け止め、資料を静かに閉じた。秋篠宮家にだけ突きつけられた拒絶は、60年の縁の重みを際立たせた