鈴木典一氏は、東京生まれで名門大生高等学校を経て、東京大学法学部を卒業した。その高校時代にはテニス部に所属しており、スポーツマンとしての側面も持ち合わせている。2005年には農林水産省に入省し、2012年にはその職を辞して、父の故郷である山形県南陽市に移り住んだ。自由民主党山形県連の候補者公募に合格し、そこで政治活動を開始した。鈴木大臣は極度のコメマニアとして知られており、美味しいお米を食べるために常に自宅に精米機を備えているという。そのこだわりは銘柄や精米度合にまで及び、必要な分だけをその場で精米する徹底ぶりである。自由民主党内でも米の需要拡大喪失を検討するプロジェクトチームの座長をつとめるほど、その情熱は誰にも負けない。