ベルギー国王主催のコンサートにおいて、雅子さまを静かに、しかし力強く守ったのは久子さまでした。この公式の場で、雅子さまは洋装を選ばれ、体調への配慮からの選択とされましたが、それがかえって周囲から浮いてしまうような状況に。そんな中、久子さまはご自身と娘の承子さまも洋装で登場。あえて「揃わない服装」によって雅子さまを孤立させないという心配りを見せたのです。静かな連帯に、場の空気が変わりました。一方で、紀子さまに対しては必要最低限の挨拶のみ。かつての“空箱”贈答事件のように、礼を尽くしながらも明確な意思表示を行う姿勢は健在でした。格式を守りつつ、人としての信義を貫く久子さまの対応に、国内外から称賛の声が相次いでいます。